前立腺癌確定後〜手術入院前まで
2003.10.24
(術前の
内分泌療法)
骨シンチグラフィー、MRI の結果、前立腺からの転移はなく、
内部に留まっているという説明がありました。

治療方法の種類とそれぞれの長所・短所、現在の技術レベル、
それぞれの実施可能病院などについて説明がありました。

治療方法としては悪いところを取り去ってしまうのが、最も心配が少なくて
済むし、QOLの観点からもいいのではないかと判断し、
先生もそれが一番よいだろうということで、前立腺全摘除術を選択しました。

医師をしている 天 さんの子どもともよく相談をしたがよいからとおっしゃて、
検査結果などの写しをいただき、子どもが見た後、後日の昼休みのKB先生に
電話をするようにお話がありました。
「医者同士が話が通じるだろうから・・・。子どもさんともよく相談しておいて
ください。」と

手術をするにしても癌を出来るだけ小さくして閉じ込めておいた方が
よいから」ということで、内分泌(ホルモン)療法を手術まで実施することになり、
3週間に1回、左右の肩交互に注射(リュープリン)をし、
抗男性ホルモン薬(カソデックス)を服用することになりました。

 血液、尿検査
 左肩にリュープリン注射 実施(自己負担 約20,000円)
 
 調剤薬局にて
  カソデックス を受け取る(自己負担 約 12,000円也)

これまでの病院代は、2,000円〜3,000円でしたが、
リュープリンを使ったことにより約 20,000円に跳ね上がりました。
病院の会計が「きょうは、注射が高いので・・・。」と
気の毒そうにいってくれました。

周囲を見てもほとんどが高齢者で、こんなに払っている人はいないものなぁ。
もう少し早かったら、2割負担でよかったが、3割負担にしてくれたし、
厚生労働大臣は誰だったかな〜。なにもかにも上げたり、減らしたり。
どの部署も同じようですが、内部の改革は進めきらず、やり易いところだけ
手をつけてゆく体質は変わらず。

調整薬局で薬をもらう。(というより買うと表現したくなります。)
薬代 約 12,000円(3週間分)

会社にいたときは、薬価が下がった、下がったと大騒ぎしていましたが、
癌用の薬価は高いですね。(フ〜ゥ。)
2003.11.27
(術前の
内分泌療法)
ホルモン治療は、副作用もあるので年が明けたら手術をしましょう
ということで、この地域であれば、当病院が一番でしょう。
全摘除術については、九州では、九大か熊本中央病院、鹿児島にもあります。
腹腔鏡下全摘除術をするのであれば○○・・・

症例が多いのは、熊本中央病院で、術後の経過もいいようです。
学会でも一緒する良い先生がおられます。
熊大病院がよければ紹介します。

その他、先端医療の話など含めて、説明していただきましたが、
分からないこともたくさんありましたので、割愛します。

 血液、尿検査 結果:肝機能異常なし
PSA値: 0.85


 
右肩にリュープリン注射 実施
  (約 21,000円)

 調剤薬局にて
   カソデックス を受け取る(約 13,000円)
九大の泌尿器科には、天 さんが勤務していた会社は、何十年に渡り、
過去に従事された職業病の方たちが大変お世話になっていましたので、
その実力についてはかなり分かっていました。

先生のお話を聞いていると定量的にみても熊本中央病院がよさそうだし、
特に 天 さんの場合は、麻酔剤に対しての心配もあるといったことから
熊本中央病院でするか、ご自分の手でされるのが、最もよさそうだと
おっしゃっておられるように感じました。
麻酔剤についてだけみれば、熊本中央病院の方がよさそうにも思えます。

よい先生であるだけに、差し置いて他所に行くというのは気が引けますが、
麻酔剤は、前立腺全摘除の手術そのものより怖いようにも思われます。

といったことで、熊本中央病院をお願いしたいということにしました。

その夜、子どもにも電話をしました。
翌日返事をくれましたが、熊本中央病院が症例も非常に多くて、
術後の状況も他に比較するとすぐれていて、同じ県内で他に比べると近いから
いいだろうということになりました。

このようことで、手術は熊本中央病院でさせていただきたいということで、
紹介状を書いていただくことにしました。
2003.12.17
(術前の
内分泌療法)
 血液、尿検査 結果:白血球数が2,800と少ない
   このような副作用は経験したことがないが、注射と薬を一時やめてみる。 
PSA値: 0.18(この日、採血分)


一週間後に血液検査をしてみることになる。
腫瘍マーカである PSA値 は 0.18 まで下がりました。
これだったら手術はいるのかな。
でも全部とっておかないとなー。
2003.12.29
(術前の
内分泌療法)
 白血球数:元に戻っているので、カソデックスだけ飲んでみる。

残りの薬があるので、それを飲んでおくこと。
次回までに、数日不足するがそのくらいはよい。
 
このようなことで、1年を締めくくることになりました。
来る年が良い年でありますように!
2004.01.21
(術前の
内分泌療法)
 血液、尿検査 

PSA値: 0.14(この日、採血分)

白血球数:異常なし
肝機能異常なし
      (約 2,500円)

調剤薬局にて
  カソデックス を受け取る(約 16,000円)

熊本中央病院のKT先生に学会でお会いされるということで、
話をしておいてくださるということでした。
カソデックスだけでもよさそうです。
これでよければ、ひとまず安心とまではいきませんが、ほっ。 
2004.02.25  血液、尿検査

白血球数、肝機能:異常なし

熊本中央病院に診察に行く日を KT先生が担当日の 3月5日(金)とする。
前日の 3月4日の夕方に紹介状を受付に置いておくので、取りに来ること。 
いよいよ来週は、手術のために、熊本中央病院の診察を
受けに行くことになりました。

ここまでくるとなんだか、楽天的な天 さんも少しばかり、
緊張しだしました。いよいよ手術か〜。でも、癌が全部取れたらいいがなー。
2004.03.04
(紹介状
受け取り)
16時くらいまで、いつものように仕事をして、
A第一病院の受付に紹介状を受け取りに行きました。
ずっしりと重たいくらい、写真などが入っているようです。
途中で紛失したりしないように、しっかり持ってゆかなければいけないと
慎重に取り扱ってしまいます。
いよいよ明日は、熊本中央病院へ・・・。
まだ、手術ではないせいか、緊張した気持ちにはなりません。
会社にいたころ、いろんなエマージェンシーを経験してきたせいか、
命に関係してくるというのに、なにか外から見てしまう習性がついているのか?

    
 
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