熊本中央病院へ入院、手術 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 付 | 出 来 事 な ど | Ten さんのひとりごと | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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近年はホームページがあるので、はじめて行くといっても事前に調べられるので とても便利です。 熊本中央病院のKT先生にお会いするのは、当然初めてですが、 先生の笑顔に迎えられて、ほっとしてしまいました。 その後も入院中、いつも先生の笑顔を見ながらお話を聞いていると 安心感と信頼感が自然に湧き出てきて勇気づけられました。 A第一病院のKB先生が、事前に丁寧に情報を流して下さっておられたのだと 思いますが、初診でしたが、てきぱきと確認をしていただきほっとしました。 非常に短い時間ですんだように思われました。 いよいよ手術の日も決まったかというより、決められたかといった気持ちに なりました。 |
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妻と一緒に 14時45分頃に外来へ 処置室で 15:00〜15:15 400 ml 採血(手術時の自己血用) 15:00〜16:05 点滴、 合わせて 肩に増血剤を注射 薬剤:飲み薬 「フェロ・グラデュメット」を調剤薬局からもらって帰宅 (増血剤(硫酸鉄)ですが、これを飲むと吸収されなかった余剰の鉄が糞尿中に排出され、 尿が黒っぽくなったり、便が黒くなって硬くなったりするんですよね。) |
我が家から熊本中央病院までは、順調に車が走れても 片道 2時間30分程度かかります。 往復で 5時間ですから、結構大変な移動になります。 といっても、同じ県内で、距離としては 100 km ないくらいです。 |
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入院当日 ゆとりをみて、8時30分に家を出発(妻と一緒)、11時到着、 近くの店で寿司を腹いっぱい食べる。(食い納めでもないのに) 丁度13時に昼休みが終わるので、入院受付を行う。 5FL東のナースステーションに行くように、書類を渡される。 担当の看護師さんに東507号室に案内され、しばらくお世話になるベッドにもご挨拶! 既に入院されていた先輩方3名にご挨拶(4名部屋です) まず最初に、看護師さんが 「ネームバンド」を手首にしてくれます。 紙状のものですが、破れることはありません。番号と名前が印刷されています。 何かの処置をされる場合は、医師も看護師さんも必ず声に出して突合せをされます。 声を出して、確認をするということは、とても大事なことですが、慣れるまでは声が 出ません。日本の製造メーカでは、指差呼称(しさこしょう)といって、行動を起こす前に 必ずしています。やらないときに限って不思議と事故を起こすんです。 医療現場でもやるようになったんですね。感心しました。 着替えなどをロッカーにいれるのもつかの間、 (妻は帰りに時間の関係もあるのでロッカーの整理が終わったら帰ってもらう) 2FLの生理検査室におりて行って 心電図、血液ガス測定、肺活量測定、アレルギー検査、レントゲン2枚撮影、 輸血用 400 ml の採血(手術時の自己血用)などめまぐるしくある。 ベッドサイドに、 「天 さん様 入院診療計画書」といった (一般的に、クリニカル・パスといっているようです) 優れものをカードケースに入れてベッドの横に掛けてくれました。 これはすごいです。入院した初日から退院までの日ごとのスケジュール表です。 検査や訓練などを含めて毎日の実施事項が全て入っています。 それぞれの日に、何が行われるのか、何をしたらよいのか分かりますから、 スケジュールどおりに進めるためには、今何をすべきか分かり、 患者は、目的意識を持って頑張ることができます。 (そのままの写真では、見にくいので、別に転記して紹介しています。) 別室で既往症、入院に関する確認などの聞き取りが担当の看護師さんからあり、 引き続き同時間帯に入院した5名に”入院中の注意事項”について説明がありました。 18時頃 KT先生が、笑顔でおいでになる。「先生、よろしくお願いいたします。」 18時15分頃 夕食 ベッド横まで看護師さんが持ってきてくれます。(恐縮!) 汁物は、塩分が効きすぎて塩辛いことこの上なし、お湯割にしましたが、 濃度が薄くなっただけで、量は残さなければ同じになってしまう。 全般に塩味が強いという感じ 料理の内容は、非常によい。 |
入院当日は、何も考える暇はないほど、次々と処理されてゆきます。 結局は、何をしたのか思い出すのが大変です。 看護師さんが、入院中の注意事項について説明がありますが、 これは、とても大事なことだと思います。 しっかり頭に叩き込んでおかなければ、みなさんに迷惑をかけたり、 不愉快な思いをさせたりすることになると思います。 入院したといっても、自覚症状は全くないので、どこそこに行って検査を受けて 来て下さいといわれれば、さっと動けるし、 他の患者さんや看護師さんには、こんなに元気なものが入院していていいのか といった気持ちになり、悪いような気持ちになってしまいますが、 これもつかの間かと、気にしないことにしました。 「天 さん様 入院診療計画書」について 天 さんは、この表を見た瞬間に「えっ!クリティカル・パス(Critical Path)?」と 目を疑いました。目を見開いてもう一度見直しながら、ガント・チャートでは ないなぁ。しかし入院治療にガント・チャートで、あなたのクリティカル・パスは このようになっていますといわれてもね〜。 病院で使用するとしたらこの方がいいなと瞬間的に感心してしまいました。 何がいいかというとまず第一にこの病院の標準工程が分かり、自分が持っている 知識と比較することによって病院への信頼感が湧いてきます。 (当然、見る人によっては、他病院との比較もできると思います。) さらに、今クライアントとして、何を努力すればよいのか分かりますし、 現在の努力が、後の工程にどように影響するか見えるため励みになります。 バリアンスが生じた場合は、どの程度なぜ変更になるのか分かり、安心して 専念できます。 自分が標準通りに進んでいるのだということは、順調に進んでいるのだという 安心感とややもすると必要性の程度が疑問視されている検査などへの 不信感など湧かせないといった副次的なメリットもあるかと思われます。 内科的なものなどは作成し難いかもしれませんが、ぜひこのようなものを できるだけつくってほしいなと思います。 でも、このようなものを作って、それを生かして使うということは、大変な苦労が あったはずです。天 さんには、その内容が見えてきます。看護師さんの中で どのような議論があり、医師との係わりとか事務部門との係わりとか、 苦労の様子が目の前に浮かんできますからすごいと感心したわけです。 食事の内容は、とてもよいと思いましたが、煮付け、汁物など塩分が効きすぎて いるように思われました。 この味に慣れないようにしなければならないと思い、毎回お湯割りにして いただくことにしました。 食事の味については、人それぞれだと思いますから、塩分トータルとして 摂取量が問題なければとやかく言えないと思っています。 でも、入院中、女性の患者さんも驚いておられる方が数人いらっしゃいましたから あながち私が、薄味過ぎということでもなかったようです。 |
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6:00 起床、採血、 採尿(自分でコップに採ったものを試験管に移し、ナースステーションにある試験管立てに 立てておくようになっています。)
9:30 体温36.7°手術に必要な品物について説明あり 11:40 風呂(部屋の順番があり、曜日によって変わります) 13:20 出血時間測定 17:00 持参している手術用品の過不足チェックあり(全てOK)、 手術後の「深呼吸練習」と「うがいと痰出し練習」(管技師さんの指導による) この「深呼吸練習」と「痰出し練習」は、全身麻酔をする場合は、とても大切なことだ そうです。 ひとつは、麻酔の覚醒を促すためともうひとつは、 全身麻酔の後は、肺のふくらみが不十分になるため、また痰が出来やすくなるのに 出しにくくなるので、肺炎や肺の合併症を起こしにくくするために、術後しなければ ならないことだそうです。 特に、前立腺癌の手術は、下腹部に傷がありますから、胸式深呼吸をする必要が ありますから、腹の上に手を置いて、腹を動かさないように行う練習になります。 (ついつい、複式深呼吸にならないように気をつけなければなりません。) 18:00 KT先生(一応呼吸器の検査をしておきましょうか) (呼吸器の検査は、入院時実施した肺活量、胸部X線検査結果異常は なかったので、実施しないことになりました。) |
手術時必要物品については、 3月5日にもらっていた「入院手続きのご案内」書いてあったものを持参していた
(T字帯、腹帯は洗濯をどの間隔で、できるかによって枚数を揃える必要が あると思います。天 さんの場合は、家から離れているため余分に準備しました。) TVでは、この日発生した「東京六本木ヒルズの回転トビラ」の事故を報じている。 確かに、この種の回転トビラは、大人でも危ないと思っていましたが、 悲惨なことが起きてしまいました。 |
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6:15 起床 36.7° 血圧 112〜60 mmHg 10:30頃 妻と子どもが来る 11:30〜12:10 KT先生から手術についてのていねいな説明を受ける。(於 別室) 「診断名: 前立腺癌」 「手術名: 前立腺全摘除術+リンパ節郭清」 「手術に伴う危険性、合併症」 「予後の見込み」 「輸血について」 手術に要する時間は、平均 2時間 ということでした。 (詳細は別紙参照) : (インフォームド・コンセント) 妻、子どもと一緒に聞く 説明を受けたあとで「手術承諾書」にサインをする。 自己血を使うが、万一にそなえた「輸血に関する承諾書」にもサインをする。 昼食: ラーメン、サラダ (前立腺癌の疑いがあるといわれた日から、A第一病院のKB先生の助言で 肉食から魚に切り替えていて、およそ1年ぶりのラーメンをこわごわ食べたが、 おいしかった。 13:00〜13:40 特別何もないので、妻、子どもと1FLの病院の食堂へついて行く。 トマトジュース 1杯 15:00 看護師さんと「胸式深呼吸」、「うがいと痰の出し方」の訓練を行う。 深呼吸も少しコツが分かってきました。 |
とても丁寧に図を描きながら説明をしていただき、聞いているときは とてもよく分かった様な気がしましたが、詳細は別紙に書いておきますが、 間違っているところがあるかもしれません。 参考になると思いますので、お聞きした話に、少し私見も加えながら 天 さんが理解できる範囲で、別紙に詳しく記載しておきます。 インフォームド・コンセントだと思います。 妻にも、子どもにも確認せずに今現在、思い起こして書いています。 妻も、子どもも黙って横で聞いていてくれましたが、 実は、子どもは医師で、先生もそのことはご存知です。 (内科の専門医、呼吸器内科の専門医で、さる病院の呼吸器内科部長 最近、はやりの「医者がすすめる専門病院」とかいった本に写真紹介) 「胸式深呼吸」の仕方については、 腹と胸の上にそれぞれに手を乗せて、どちらが膨らむか確かめながら するのがコツいえばコツです。 息を吐き出すときは、風船を膨らます要領で口からゆっくり吐き出します。 (看護師さんに教えていただきましたが、全くその通りでした。) |
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6:00 起床 36.5° 118 mmHg 日曜日につき何もなし |
運動不足になるので病院の階段を1FL〜8FL(173段) +5FL〜1FL(104段)を 朝、昼、夕 各2〜3回上ったり、下りたりする。 自覚症状なしなので、特別どうということはありません。 手術をしたら、しばらく運動量が減るので、今のうちといった気持ちです。 余り元気よくやると他の方の迷惑になりますから、ゆっくり、ゆっくりやりますが、 これは仕方ありません。 他の方が、こられたらj邪魔にならないように避けておきます。 |
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感染症防止のための抗生剤点滴用のパッチテストを行いましたが、 パッチテストというのは、テスト用のテープに各抗生剤の薬液をしみこませた ものを貼って、陰性か陽性かを判定するものだと思います。 近年は、リスクマネジメントをいかに、もれなく実施するかということが、 大切になってきています。 抗生剤テストとかは、予見義務という観点から実施するのだと思いますが、 このようなことをどこまで、具体的に実施するかということが、 信頼できる良い病院の必要条件になってきているんでしょうね。 |
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何の関係なのか血圧が、通常値より下がってきているような気がします。 通常は 125〜70 mmHg くらいなので、測定計器の方式、姿勢などによっても 少し変わってきますが、そのようなことを考慮しても感覚的に下がっているような 感じがします。血液を抜いた影響が出ているのかはわかりませんが。 いよいよ、明日は手術準備に入りますが、それほど緊張感もなく、 普段どおりの感じしかしません。 時間がある間に、階段の上り下りをしようとトライしています。 小刻みにトライしましたが、結局は、6回ほど往復してしまっていました。 これで、夜もよく眠れるだろうと期待! 持ち物の整理といってもさしたるものはなく、整理しているつもりなので、 特別にありません。 |
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場合によっては、最初キシロカイン以外の麻酔薬を使用して、 万一の場合は、キシロカインを混合して使用するかもしれません。 (病室に戻ってから、このことは不安になってきました。 万一の場合とは、キシロカイン以外の薬が効かないということを 意味するのか。 さらに、違う種類の違うメーカーの薬品を混合して変な反応を 起こすことはないのかといった疑問です。 病棟の看護師さんに疑問点について確かめていただくように お願いしました。 「麻酔科の先生だから大丈夫だと思いますよ。」という返事でしたが、 確かめていただくようにお願いしましたが、引継ぎがされた後、 次の看護師さんには、引継ぎがなされていなかったようなので、 再度、確認をお願いしました。 なぜ、こだわるかというと、化学物質で大きなトラブルを起こして 爆発事故とかを起こすのは、単体では安全ですが、安全なもの 同士を混ぜて使ったりした場合に、たくさんのトラブルを起こした 事例を会社生活の中で学んできたからです。 この確認は、ただ混合すればよいものではなくて、温度条件、拡販条件、 濃度の変化などキチンと合うようにシミュレーションをしなければならず 相当の時間と慎重さを要するものです。 手術室担当の看護師さんは、お会いするのは手術室に入室するときからですし、 あわただしい中でのことでもあり、ほとんごどのようなことをされているか患者は、 知らないと思いますが、患者の容態、手術全般のことを準備段階から手術中と 気を配りながら一つのロスもないように手際よくしょりしなければならず、 とても大変で、大事なことばかりです。 医療ミスを起こさないように、ネームバンドや本人に直前に確認する以外にも 本人の状況を確かめたり、顔を合わせておいたり、たかが訪問ではありません。 たくさんの確認を短い時間にキチットされているのです。 天 さんとしては、本当に明日は、よろしくお願いします。とご苦労が分かるだけに 深く頭を下げてしまいました。 今このようにして、まとめてみると 手術日前日は、かなりたくさんのことがありましたが、 天 さんにとっては、会社に勤務している頃は、こんなものではなかったので、 なんとなくしずかに前日が過ぎたなといった落ち着いた一日だったように 思われました。 いよいよ明日かといった気負った気持ちにもならなくて、いつものように 夜が明ければ明日といったような気持ちでした。 |
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とても良い天気です。 夜もよく眠れ、すがすがしい気持ちで起きることができました。 昔から、新幹線がまだないころ、寝台車に乗ってもすぐに眠ってしまって、 翌朝、乗り越さないように車掌さんによく頼んでおかなければならないといった 具合で、とにかくすぐ眠りについて、あとはぐっすりといった具合でしたから 今もって、寝るのは心配なしです。 手術当日は、 術前でもたくさんのことがあります。 書き忘れていることもたくさんあるかもしれません。 一人のために、家族をはじめ、とてもたくさんの人たちにお世話になりながら、 手術というのは進められてゆくのだとありがたく思いました。 手術室の中でも看護師さん方、麻酔科の先生方がそれぞれ分担されて 手際よく進められてゆきます。 これらの準備が出来たところで、主治医のKT先生、部長先生が 真剣に、手術をしてくださったのだと思います。 白いネット状の「弾性ストッキング」は前日に、採寸されていますので、 足にピッタリです。はくのに苦労をしましたが、 ここまでは、元気にすみやかにできました。 なぜこのようなものをするのかというと海外旅行などで飛行機に長時間 じっと座っていると”エコノミークラス症候群”とかいって、 下肢部の静脈内に血栓が出来て、立ち上がったときに、血流にのって 肺の血管などに詰まって呼吸困難や心肺停止という事故が 報道されましたが、足は第2の心臓といわれるように、足の筋肉の収縮によって 血液の流れを促進していますが、手術中は筋肉の収縮が弱くなり、 足の血流が弱くなって、足に血栓が出来やすくなります。 弾性ストッキングを使って、足首のところの圧迫力を最も強くして、 足の上部に向けて次第に弱くすることによって、血液の流れをスムーズに することによって血栓ができにくくするというもののようです。 このために、サイズを測定するときに、足首のサイズとふくらはぎ部のサイズを ていねいに測ってくれました。
尿管が詰まらないように、時々逆向きに圧力を掛けられますが、 このときは、膀胱がぴくりと少しだけ痛みを感じます。 でもこれが大事なことだそうです。 きつかったことは何かといわれれば、 手術後の腰の痛いというのか、だるいというのか、こんなにきついことは ないといった状況です。 自分で寝返りができないということは、こんなにも大変だったんだなと つくづく思いました。 両足のひざの間には、毛布を入れてもらっていますが、 どうかすると外れて、ひざの部分が擦れて痛くなってきます。 寝たきりの方は、これが大変なんだなと実感しました。 あるのかないのか知りませんが、これを解決するような機器を ベッドにつけられるように創ってほしいなぁと思いました。 寝ながらいいアイディアは浮かばないかなと考えましたが、 そんなのが急に出てくるはずはありませんよね。 この辛さが、続くとは思いませんから、まだゆとりがあるんだと思います。 何日間か辛抱すればいいと思えるからいいんですよね。 そのような望みも少なく、ずっと耐えてる方たちがたくさんおられるはずです。 夜中に、わずかながら身体を動かしながら、 気をつけておかなければならないなと思ったことは、 まず、背中に入れている硬膜外麻酔のチューブが抜けないように 気をつけようということでした。動いた場合、背中に直接力が加わらないように 容器とのあいだの中部は肩のところにテープで固定されています。 このテープを剥がさないようにしなければなりません。 さらに容器は枕元に置いてあるでけですから動く場合は、ベッドから 落っことしたりしないように気をつけなければなりません。 ドレーンのチューブ、導尿のチューブは、これも一端受けてありますから 受けてある所のテープが抜けないよう気をつけておかなければなりません。 足を動かしているとき、どうかすると導尿のチューブを折り曲げてしまうことが ありますが、折り曲げると尿がでなくなりますが、少々の時間であれば 膀胱に溜まるだけですから問題ではないだろうと思います。 そのようなことにならないように看護師さんは場所を考えて 上手に付け替えてくれますが、まれにチューブが折れ曲がることもあります。 とても多くの方のお陰で手術は、順調に済んだようです。 先生の「順調に終わりましたよ。」のひとことで、 とても複雑な手術が全てうまくいったのだと思い、本当に安心しました。 あの脂肪をはがして、あの筋をはく離して、尿道をテープで支持したり、 切断したり、あの神経血管束を注意して剥がしたり あの静脈叢も、あの吻合も全部いつもされてるようにうまくいったんだ。 全てがうまくいったんだということが伝わってきました。 あとは、天 さんが努力しなければいけないんだ。 先生どうもありがとうございました。 まず頑張って、日常生活への復帰か。 願いたいのは、再発はしないでくれよ。 いつもみんなが願うことなんでしょうね。 |
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